湘北メンバーの名シーン
シーン解説
山王戦で桜木をベンチに下げた安西は、桜木に策を授けます。
それは、OR(オフェンス・リバウンド)を制すること。
「ここでリバウンドをとったのが君だったらどうなる?」
「つまり-2点が消え、+2点のチャンスが生まれる」
オフェンスリバウンドを桜木がとることで4点分の活躍になり、それが湘北の勝利への切り札になると安西先生は言います。
「それが出来れば君が追い上げの切り札になる…!!」
一連の流れを聞いていたベンチの湘北メンバーが、ぶつぶつと呟き・・・
「ボールよ吸いつけ
ボールよ吸いつけ
ボールよ吸いつけ」
桜木の手を握ります。
何をしたのかと思ったら、念を込めたといいます。
「僕の念も込めといたから! 頼むよ桜木君!
僕も。 俺の念も。 オレも。」
やることが明確になった桜木は、切り札として活躍するため小暮に代わり再びコートに戻ります。
そこで・・・
ベンチに戻る小暮を引き留める桜木
念を受け取った手を差し出します。
じゃれ合うようなタイプではない桜木ですが、湘北メンバーから期待されていることを直に感じ取り、チームとして湘北を勝ちに導きたいと感じ始めたのでしょうね。
小暮からもきっと気持ちを受け取ったと思います!
コメント
ここはきわめて重要なシーンですね
練習のときはいつもチームだから一緒にやるんでしょうけど
どこか怖かった桜木が受け入れられている。泣けるシーン
やっと桜木がチームの輪に入って絆を深めたような
スラムダンクの終わりには実は続きがあるんですが
第二期のチームも楽しみでしかたありません
ベンチの彼らもやる気を出してがんばって強いチームにしていってほしいです
スラムダンクの描写はほんとうに繊細ですね
誰かに期待されるのは初めてだから・・・
ってのが心に響きますね。
スラムダンクは人生のバイブルです