仙道彰の名シーン
所感
神奈川の決勝リーグでの陵南vs海南戦で、窮地とも言える状況に追い込まれた陵南に対して赤木が感じた心のセリフ。
陵南は仙道をPG(ポイントガード)におき、奇襲を狙ったかと思いましたが、そこには田岡監督の狙いがありました。
仙道の活躍もあり、序盤は陵南リードの展開となりますが、さすがに王者・海南、後半から追い上げていきます。
陵南は魚住が3ファウルで不安点が残るところに、海南・牧が指示を出します。
「フィニッシャーをコートから追い出せ」 ニヤリ
高砂がファウルをもらうプレーで魚住からファウルを奪うと、魚住が喰い付きます。
納得のいかない判断に、審判に食って掛かり暴言を吐いてしまいます。
「立ってただけだぜ!?」「ちゃんと見てくれよ!!」
審判の癇に障り(?)、痛恨のテクニカルファウルをもらいます。
先のファウルと合わせて、5ファウルで退場。
ゴール下を守り、チームの中心であるキャプテン魚住がいなくなったことで勝利は絶望的かと思われる状況ですが、陵南メンバーを見ると・・・
ベンチも含め仙道をまっすぐ見ています。
陵南チームにおいて仙道の存在はそれほどに大きいのですね。
事実、この後も仙道の活躍で牧と点の取り合いをして同点で延長戦までもつれ込むことになります。