桜木がルーズボールに突っ込むシーン

桜木花道の名シーン

山王戦でルーズボールに向かって飛び込むシーン

『スラムダンク』 第30巻

スラムダンク (30) (ジャンプ・コミックス)

所感

山王戦のクライマックス、ルーズボールに飛び込む桜木のシーンです。

66対74、山王リードから徐々に湘北が追い上げてきたところです。
点差は一時は30点近く開いたところから8点差まで縮まり、流れは湘北に傾いています。
流川が沢北を抜き、次は抜き返されるも桜木・赤木ペアがブロックして一気に湘北ムードになったところでこのまま行けば逆転もできるという流れで・・・

宮城が持ったボールを深津が弾く。

ボールは宮城に当たり、コートの外へと向かっていきます。
これを取らないと勝利の可能性が消えてしまうという状況・・・。



宮城「(オレにあたってる!!) 頼む。とってくれっ!!」」

三井が追いかけるが、三井ももう腕が上がらないほど疲労がピークの状態の中、桜木がボールへ向かって突っ込みます。


「どけミッチー!!」

この文字の崩れ具合も秀逸ですね。


そして、このシーン。

 
「初心者だけど…いつかバスケ部の…………
 救世主になれる人かも知れないよ…お兄ちゃん!!

 桜木君っていうの―――――――――――」


何度見ても、魅せるシーンですね。
この結果のことを知っていると、ここでちょっとうるっと来てしまいます。。。(涙

試合での活躍でもすでにそうなのですが、桜木が湘北に必要とされる人になり、勝利へ導く一手を引き寄せたことが窺えます。

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