「大好きです。今度は嘘じゃないっす」

桜木花道の名言

「大好きです。今度は嘘じゃないっす」
『スラムダンク』 / 桜木花道
『スラムダンク』 第30巻

スラムダンク (30) (ジャンプ・コミックス)

シーン解説

山王相手に追い上げを見せる湘北。
河田に無意識に恐れを抱いていた赤木でしたが、ここぞという場面でそれを乗り越えます。

その大きな体でぶつかっていく赤木。
ゴールはなりませんでしたが、ディフェンスファウルをとります。



ゴールリングに弾かれる赤木のシュート


しかし弾かれたボールに反応したのが桜木です。


「入ってろ!!」


ゴールに押し込んだ桜木ですが、異変が・・・!


桜木がダンクしたゴールはファウルの後のためカウントはならず。
赤木のフリースローとなります。


そこにフラリと前に出る桜木。
フリースローも赤木だと周りが声をかけますが・・・聞こえていないようでした。



崩れ落ちる桜木を支える赤木

背中を痛めていたことを彩子に伝えた際、選手生命に関わると言われた桜木。
これでもうこの試合も、バスケットもできないのかと問いかけます・・・。


「これで終わりっすか…? ………バスケット」


「ちくしょう……」


薄れゆく意識の中、バスケットとの出会いや今までの練習、ライバルとのやりとりが蘇ってきます。


最後に頭の中に浮かんできたのは、晴子の言葉でした。

「バスケットは…好きですか?」

桜木が不意に立ち上がり、その言葉に今の気持ちを答えたのがこの言葉でした。


「大好きです。 今度は嘘じゃないっす。」

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