「奴は今 赤んぼのように味方を信頼しきる事でなんとか支えられている………」

三井寿の名シーン

「奴は今 赤んぼのように味方を信頼しきる事でなんとか支えられている………」
『スラムダンク』 / 三井寿
『スラムダンク』 第28巻

スラムダンク (28) (ジャンプ・コミックス)

シーン解説

三井の3Pで息を吹き返した湘北。
3Pは脅威ですが、なかなか決まるものではありません。山王の堂本監督も3Pだけで攻めてくるのであれば楽だと言います。


「うむ…なかなかしぶといが…
 逆に これで向こうが3Pに縛られてくれれば 楽だ」


そんな堂本監督の言葉通り、また三井は3Pを放ちます。


やはり何度も決まるようなものでない3P。

しかしそこに手が伸びます――


桜木のリバウンド


桜木がリバウンドを繰り返し、そのボールは再び三井のもとに。

そのまま三井の3P。

シュートは決まり、点差も徐々に縮まります。

「限界ギリギリの三井を支えているのは――――

 自分のために赤木がスクリーンをかけてくれる…
 その一瞬を逃さず宮城がパスをくれるはず…
 落ちても桜木がリバウンドをとってくれるはず…」

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「という信頼―――」
「奴は今 赤んぼのように味方を信頼しきる事でなんとか支えられている………」


高頭監督の言葉ですが、三井の、そして湘北メンバーとの信頼関係ということで三井の名シーンに入れることにしました。

すべてが味方まかせで、自分は3Pしかできない・・・。
でもその3Pで試合を変えてしまうだけの流れを作るのが三井であり、湘北ですね。

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