「いや…そうじゃねえ……バスケット選手になっちまったのさ…」

水戸洋平の名言

「「いや…そうじゃねえ……バスケット選手になっちまったのさ…」
『スラムダンク』 / 水戸洋平
『スラムダンク』 第29巻

スラムダンク (29) (ジャンプ・コミックス)

シーン解説

「…税金みてーなもんだ……おめーのヘマはもともと計算に入れてる……つっただろ ど素人」
のシーン。


「さあ この天才に献上せい!! パスを!!」

次は自分にパスがくると思った桜木は、流川からのパスを待ちます。

しかし―――


流川とクラッシュ


これを受けて自らの失敗に心を痛める桜木ですが、流川の言葉に頭に血が上ります。


怒りの炎が燃え上がる桜木


桜木をよく知る桜木軍団は、ここで桜木がキレてしまうと読みましたが・・・


自分をつねることで怒りに耐える桜木

どうにか耐えます。


「た…耐えてる!! 耐えてるよあいつ!!」

自分のミスであることを認めたからこそ、桜木は自分を戒めることができたのだと思います。
以前はそれさえもしなかった桜木だったのですが。


ここで、水戸があることに気づきます。

「パスをもらおうと思ったんじゃねーか? 右45度の位置で」

右45度という言葉を使う水戸。
なぜその角度なのか、皆は思い当たる節があるようでした。


「桜木君 右45度が1番確率いいね」

晴子が言ったこのセリフ。
これを覚えていた桜木は、一番ゴールできる確率の高い右45度の位置に移動したため、流川と接触することになったのでした。


しかし以前の桜木を知っている彼らはこう口を揃えます。

「…かつての花道なら絶対殴ってるよ。試合なんかカンケーなしに」
 「ああ。あいつ…大人になったな」

そこに水戸が口を挟みます。

「いや…そうじゃねえ……」


「バスケット選手になっちまったのさ…」

桜木は大人になったから怒りに耐えたのではなく、バスケット選手になったから怒りにまかせて殴るようなことはしなかったのだと。

水戸は桜木の一番の良き理解者ですよね。
洋平がもっとストーリーに絡んできて欲しかった気もします。
あの立ち位置だからこそ、良かったのだろうとも思いますけどね。

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