「とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい。アメリカはそれからでも遅くはない」

安西先生の名言

「とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい。アメリカはそれからでも遅くはない」
『スラムダンク』 / 安西監督
『スラムダンク』 第21巻

スラムダンク (21) (ジャンプ・コミックス)

所感

アメリカへ飛ぼうとする流川を諭そうとしたときの安西先生の言葉。

陵南戦が終わった後、流川は安西先生のもとを訪れます。
その理由は―――

「アメリカに行こうと思ってます」


アメリカへ。


仙道というライバルを見て、さらに強くなりたいという火が付いたというところでしょうか。
安西先生にその理由を問われて答えたのは次の言葉でした。


「もっと上手くなりたい。ただそれだけす」

流川にとってはそのストイックさからもわかるように、純粋にバスケが上手くなりたい一心なのだと感じます。

しかし安西先生は次の言葉で一蹴します。

「私は反対だ。」

それには安西先生の過去に関わる理由もあるのでした。

安西先生はそしてこう続けます。

「陵南戦のビデオを見たが…
 君はまだ仙道君に及ばない」

流川の仙道への闘争心を突いたうまい説得のひとつですね。

「今 アメリカへ行くと言う…
 それは逃げじゃないのかね?
 まして全国にはもっと上がいるかも」


「とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい。アメリカはそれからでも遅くはない」

渡米を引き留める安西先生でしたが、そのための目標もまたシビれますね。

「とりあえず」日本一の高校生になる。
名実ともに日本一になるのはそう簡単ではないことですが、今の流川ならできるという期待、そして具体的な目標を与えることで成長させる意図も見え隠れする安西先生らしい言葉ですね。

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